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なんでこんなにあるの?冷凍庫の保冷剤が減らない理由と片付けられない夜のもやもや

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冷凍庫を開けるたび、あの小さい保冷剤がこっちを見てくる

保冷剤

昨日の夜、仕事から帰ってきて、コートも脱ぎきらないまま冷凍庫を開けたんですけど、あの白い冷気の奥から、また出てきたんですよね、小さい保冷剤が。
お惣菜に1個ついてくる、ケーキを買うとなんとなく入ってる、たまにサイズ感までやたら絶妙で、捨てるほどでもないけど役にも立ってない、あの子たち。

冷凍ごはんの隙間にいるのもいれば、霜がちょっとついたまま端っこでぺたんと固まってるのもいて、見つけるたびに「まだいたの…?」ってなるのに、その場で捨てられないのが私なんですよね。
必要になったとき困るかも、っていう、あのうっすい不安。
でも、熱を出す予定なんて別にないし、保冷バッグを使う予定もそんなにないし、じゃあ何のために凍らせてるのかって聞かれると、ほんと、自分でもちょっと黙るしかない感じで。

アメブロを見ていても、冷凍庫整理の途中で保冷剤がごっそり出てきた話とか、捨てきれなくて一度常温で取っておく話って、なんだか妙に生々しくて好きなんです。ああいうのって、ちゃんとしてない話なのに、ちゃんと生活のにおいがして、すごくわかるんですよね。実際、保冷剤を大量に抱えたまま「即廃棄ができない」と書いている人もいて、ちょっと安心しました。あと、中身は消臭剤や芳香剤っぽく再利用できるらしくて、そういう情報だけは毎回しっかり拾ってしまうんですけど、拾っただけで終わるところまで含めて、かなり私っぽいなと思いました。

使うかもしれない、の顔をしたまま増えていく

あの小さい保冷剤って、存在がちょっとずるいんですよね。
明らかに大きい保冷剤なら「こんなにいらないか」って思えるのに、小さいと邪魔になりきらないから、保留にされる。

しかも、1個だけ見るとぜんぜん悪くないんですよ。
薄いし、軽いし、なんか清潔そうだし。
それが5個、8個、12個って増えたあたりから、急に冷凍庫の中で“住民”みたいな顔をしはじめる。
なんなら、買った覚えのない霜より前からいた気すらしてきて、ちょっと怖いんですけど。

私、一人暮らしなのに、なぜか「家族でピクニック行く人」みたいな量の保冷剤を持ってる時期があって。
いや、誰と行くのって。
しかも私、外でお弁当食べるより、室内でアイス食べながら動画見てる時間のほうが圧倒的に長いのに。

このへんの、自分の暮らしに合ってない物をなんとなく持ち続けてる感じ、ちょっと恥ずかしいですよね。
でもたぶん、保冷剤だけの話じゃなくて、サンプルでも、紙袋でも、ショップカードでも、そういう「まだ使える」「いつか使う」が集まって、部屋のあちこちで小さく渋滞してるんだと思います。
ちゃんとしてる人っぽく見せたいくせに、冷凍庫の奥はけっこう雑、みたいな。
外では笑顔で「承知しました」って言ってるのに、家では保冷剤に場所を支配されてるの、ちょっとだけおもしろいです。

捨てるほどでもない、がいちばん長引く

いらないなら捨てればいい、って、言葉にするとほんとその通りなんですけど、生活ってそんなにスパッとしてないんですよね。
この“捨てるほどでもない”って感覚、地味にしつこい。

たぶん、罪悪感がちょっと混ざってるんだと思います。
まだ使えるものを手放す罪悪感と、もらったものを雑に扱う感じと、あと、何より、自分が選べてない感じ。
小さいことなのに、決めきれない自分を見せられてるみたいで、保冷剤1個にそんな気持ちになるのもどうなのって思うんですけど、なるものはなるんですよね。

それでこの前、思いきって何個か出してみたんです。
テーブルの上に並べたら、想像してたよりずっと多くて、ちょっと笑いました。
「病院でも始めるの?」みたいな量で。
そのときにやっと、あ、私これ、“備え”として持ってるんじゃなくて、“判断を先送りした記録”として凍らせてたのかも、って思ったんです。

保冷剤の中身は、水分を吸うポリマー系のものが使われていることが多くて、排水口に流すのは詰まりの原因になるから避けたほうがよくて、処分は自治体ルールを見つつ可燃ごみ扱いのところが多いみたいでした。消臭剤として再利用する話もよく見かけるけど、小さい子やペットがいる家だと誤飲には気をつけたほうがよさそうです。こういう“ちゃんとした情報”を見ると急に現実に戻されるんですけど、それでもまだ、全部きっぱり処分、とはなれないのがまた私で。 (参考・・norox(ノロックス) | ウイルス・ニオイ・花粉対策に次亜塩素酸水ノロックス)

再利用って、丁寧なくらしの香りがしすぎる

保冷剤って、中身を容器に移してアロマオイルを垂らしたら消臭剤っぽく使える、みたいな記事を読むと、一瞬だけやる気が出るんですよね。
透明のガラス容器とか、小さなビー玉とか、ラベルのないすっきりした棚とか、そういう画まで見えてくる。

でも現実は、そのための小瓶を持ってないし、アロマオイルも最後に買ったのだいぶ前だし、そもそも仕事終わりに私がやるのって、丁寧なクラフトじゃなくて、前髪をピンで留めてアイス食べながらスマホ見ることなんですよ。
再利用のアイデアそのものは好きなのに、自分の生活にのせるところで、急にしぼむ。
あれ、なんなんでしょうね。
憧れてる暮らしと、実際の暮らしが会話してない感じ。

それでも、数個だけ残して、あとは手放す、くらいならできるかもって最近は思います。
全部活かしきらなきゃいけないわけでもないし、全部捨てたら雑な人、ってわけでもないし。
中途半端でも、自分の生活に合うくらいの量に戻すだけなら、なんとか。

こういうのって、美容にも少し似てる気がするんですよね。
全部ちゃんとしようとすると続かないのに、少しだけ整えると、意外と気持ちがラクになる感じ。
だから保冷剤のことも、すごく立派な再利用にしなくてよくて、たまたま使えるぶんだけ残して、あとは静かに手放す、みたいな、あの曖昧さでいいのかもしれないです。
…いや、そう言いながら来週また1個増えてる可能性はかなりあるんですけど。
あるんですけどね。

冷凍庫の奥にあるのは、保冷剤だけじゃないのかも

冷凍庫を開けて、保冷剤を見つけるたびにちょっとだけ胸がざわつくのって、あれ、物の多さだけじゃない気がするんです。
使うかもしれない、捨てたらもったいない、今じゃない、また今度。
そういう言葉って、日常のいろんな場面にうっすらいるから。

連絡先はあるけど返してない人とか。
似合うかもと思って買ったのに着てない服とか。
いい感じだったのに、なんとなく続かなかった恋とか。
冷凍庫の保冷剤だけ見てるつもりが、ちょっと別のものまで見えてくる夜ってあるんですよね。

別に重たい話にしたいわけじゃないんですけど、ああいう小さな余りものって、その人の“決めきれなさ”とか“残しておきたい気持ち”が、かなり正直に出る気がして。
私はたぶん、いらない物を捨てられないというより、終わらせるのがちょっと苦手なんだと思います。
役目が終わったと認めるのが、少しだけ寂しいのかも。
保冷剤相手に何を言ってるんだろうって、自分でも思うんですけど。
でも、そういう夜ありますよね。
冷凍庫の白い明かりの前で、急に変なこと考えるやつ。

今ある保冷剤、全部をどうするかは、まだ決めてないです。
数えてみるのも少し怖いし。
でも、次に冷凍庫を開けたとき、ひとつだけでも手に取って、これは残す、これはもういいか、って選べたら、それだけで少しだけ気分が変わるのかもしれません。

冷たいはずなのに、ああいうものって、見てると妙に体温のある迷い方をしてきますよね。

今夜の冷凍庫には、何個入ってますか。

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