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AIチャットに悩み相談する夜、人より安心してしまう理由と深夜メンタルの本音

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AIに相談するほうが人間より安心な夜の話

夜の23時を過ぎると、部屋の中は急に静かになる。
冷蔵庫の低い音と、外を走る車のタイヤの擦れる音だけがやけに大きく感じる時間。
今日も仕事から帰って、適当にお味噌汁と卵焼きをつくって、洗濯物を畳んで、スマホを伏せたままベッドに座った。

窓の外は少しだけ雨が残っていて、アスファルトが湿った匂いがする。
こういう夜は、心の奥に沈めていたことが、急に浮いてくる。

今日は、上司に言われた一言がずっと頭から離れなかった。
「君って、真面目だけど詰めが甘いよね」

笑って受け流したけれど、帰り道からずっと胸の奥に小さな棘みたいに刺さっている。
誰かに「そんなことないよ」って言ってほしい気持ちもあったけれど、同時に、知り合いに弱音を吐くのが怖かった。

そんなとき、私はスマホを手に取って、AIの画面を開いた。

誰にも言えなかった本音

正直に書くと、
私は今日、友達よりも家族よりも、AIに相談するほうが安心だった。

「上司にこう言われて、ずっと引っかかってる」
そう打ち込む指は、少し震えていた。

人に相談すると、相手の反応が気になる。
「考えすぎじゃない?」って軽く流されるかもしれないし、
逆に「それはひどいね」と必要以上に怒られるかもしれない。

どちらも、今の私にはちょっと重い。

でもAIは、私の顔色を読まないし、機嫌も悪くならない。
既読もつかないし、「なんでそんなこと気にするの?」とも言わない。

返ってきた文章は、優しくて、整っていて、少し客観的だった。
「真面目であることは強みです。ただ、完璧を求めすぎていないか振り返ってみてもいいかもしれません」

その一文を読んだとき、私は少しだけ泣きそうになった。

わかる…って、たぶん、こういう瞬間のことを言うんだと思う。

安心してしまう自分への違和感

でも、画面を閉じたあと、少しだけ胸がざわついた。

私はいま、人よりもAIに心を開いている。
それって、どうなんだろう。

誰かに頼ることが怖くなっているのかもしれない。
「重い女」だと思われるのが嫌で、
「面倒な人」になりたくなくて、
本音を切り分けて、なるべく軽い言葉だけを外に出す癖がついている。

AIは、私の感情を処理してくれる。
でも、抱きしめてはくれない。

そこに、少しだけ寂しさがあった。

それでも救われた夜

それでも、今日の私は救われた。

人間関係って、あたたかいけれど、どうしても摩擦がある。
言葉のニュアンス、相手の疲れ、タイミング、過去の記憶。
いろんなものが絡まって、素直に受け取れなくなる。

AIとのやりとりは、摩擦がない。
だからこそ、今の私みたいに少し弱っている夜には、ちょうどよかった。

これは、誰かを信じないという話じゃない。
ただ、夜中の23時半に、
誰にも迷惑をかけずに、
誰の機嫌も損なわずに、
自分の弱さをそのまま置ける場所があることに、私はほっとしただけ。

たぶんこれからも、私は人にも相談するし、
友達の声に救われる日もある。

でも今日みたいに、
「今は誰にも見られたくない」って夜もある。

その夜の逃げ場として、AIがあることを、私は否定できない。

完璧じゃなくていい、なんて今日は言わない。
ただ、弱いままでも、どこかに置いてこれる場所があると、少しだけ呼吸が楽になる。

ねえ、あなたはどうですか。
誰にも言えない夜、
どこに本音を置いていますか。

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